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スポーツメディカル特集

第二回:応急処置の基礎知識 その2 「いろいろなトラブルへの対処法をマスターしよう」

監修:日本臨床整形外科学会(あなたの町のスポーツドクター

出血のあるケガへの対処法

あわてずに傷口をよく観察して適切な処置を行う

傷口から血が出ていると、誰だってあわててしまうものです。傷口が開き、出血を伴う場合は、まず傷口を洗浄して、止血をすることが大切です。

すり傷(擦過創)

スポーツではよくあるケガですが、応急処置が適切だと、大事に至ることはほとんどありません。

応急処置

  1. 傷口をきれいにする
    水道水で傷口をきれいに洗います。痛みがひどくて洗えない場合は、放置しておくと感染する恐れがあるので医療機関を受診しましょう。
    傷が深く、ひどい出血がある場合は、清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫し、すぐに医療機関を受診してください。

切り傷(挫創)

スパイクやスケート靴のエッジなど、先端が鋭くとがったものにぶつかることによって起きます。深い傷だと、皮膚の下にある筋肉や神経、血管などに損傷が起こっていることがあります。

応急処置

  1. [1] 切り傷の上に清潔なガーゼをあてる

  2. [2] 出血がひどい場合は、手や弾性包帯などで傷口を圧迫して止血します。
    ただし、血液の循環を止めてしまわないように気をつけてください。
    できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

    出血がひどい場合は清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫。5分程度は圧迫を続ける

鼻出血

いわゆる"鼻血"は、鼻の穴の浅いところで起きていることがほとんどです。鼻に変形が見られる場合は鼻骨骨折が疑われるので、速やかに医療機関を受診しましょう。

応急処置

  1. [1] 鼻骨を骨折している場合もあるので、鼻が変形していないかどうか確かめます。
    その際は、決して触らず、形の変化を見るようにします。

  2. [2] 変形していないようなら、出血している方の鼻を、目線を下にしてややうつむき加減にし、鼻の真ん中にある壁・鼻中隔に向かって5〜10分ほど押し続けます。
    鼻に変形の見られる場合は「整形外科」あるいは専門である「形成外科」を受診してください。

鼻の中央の壁に向かって押し続ける。5〜10分が目安。

※鼻出血を止めるために後頭部を叩く人がいますが、効果がない上に危険なので絶対にやめましょう。
また、顔を上に向かせると鼻血が喉をつたって気管に流れる恐れがあるので、絶対にやめましょう。



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