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妻木:
突きつめて考えると、そうなのかもしれません。昨年の12月に、第1回クラブチャンピオンシップが日本で行われたとき、僕もサポートをしたので、そのことも無関係ではないと思います。
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妻木:
ありました。でも審判員の平均年齢は40歳くらいですから、みんなジェントルマン。その辺のところも配慮してくれているようです。とはいっても、いつも暇そうにしていた人もいましたね。東洋医学の専門家は僕ひとりだったので、多いときで1日10人くらいは診たこともありました。
妻木:
長年にわたって、ジェフユナイテッド市原・千葉でチーフトレーナーをやってきましたが、数年前から世代交代を意識するようになりました。
妻木:
はい。チームは卒業です。長い間、同じことをやっているとマンネリ化するというか、技術的にも頭打ちになってしまうんですよ。もっと自分を進化させなければいけない、変わらなければいけないと思って、今春から順天堂大学の夜間大学院に社会人枠で入学したんです。
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妻木:
1週間もすれば、だんだん元に戻ってしまうんです。ですから、治療効果を1日でも長くするとか、今までとは違ったアプローチはないかとか、運動器疾患だけでなく内科系疾患の治療に役立てることはできないかとか、課題は山積しています。まだまだ、これからです。
テーピングの仕方については、テキストも出ているし、このWEBサイトでも紹介されているので、練習すれば誰でも巻けるようになります。一番難しいのが外すタイミングなんです。
例えば、足首や膝(ひざ)の場合、片足でスクワットができるとか、不安がなくなったら外してしまっていいと思います。とはいっても症状やケガの程度によって異なりますから、このタイミングで外せとは一概に言えないんですよ。これも僕の課題のひとつです。
【協力:東京スポーツ・レクリエーション専門学校】